博多座ワンピース観劇その2

博多座に入ると、一階でも一部ワンピースグッズを売っている。
二階(客席でいうと一階席)に上がるとホールが売店になっているんだけど、未だかつて見たことがない混みよう。とにかくものすごい人だ。
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舞台には、ルフィの等身大のフィギュアが飾ってあり、みな携帯でパチパチ。

席は前から三列目で、花道から2番目。席にビニールシートが置いてあり、二幕目で使って下さいとある。

一幕目が始まった。小柄な猿之助さんに、元気なルフィはピッタリだ。花道で演技する時に、ほんと間近で見れるんだけど、足も細い。
でも三役してるんだけど、他の役の時には大きく感じるからすごいもんだ。
隼人さんのサンジ、巳之助さんのゾロ・・もいかにもって感じ。

実はワンピースてどんなものか知らなかったので図書館で借りて読んだ。と言っても最初の辺でギブアップ。
ま、読まなくても全然大丈夫だったけど。

さて、いよいよ二幕目。係りの人から説明があり、赤い幕が降りたら本水を使うので、それを合図にビニールシートを頭から被ってくださいとのこと。最前列の人は何とフードのあるレインコート。

舞台にナイアガラの滝みたいにすごい勢いで水が落ちるそこで、立ち回りをするので、客席にも容赦なくバシャバシャ水がかかる。

本水を使ったのは、前に「鯉つかみ」を見たがこれほどではなかった。水ではないが「女殺油地獄」も油に似せた液体を使うので、やはりシートを被ってみたことがある。

でも、今回の本水はほんと凄かった。歌舞伎の役者さんだけでなく現代劇から多くの若い人が参加しているが、アクロバティックな動きに目を見張る。

二幕目から、後援会にも入ってる尾上右近さんがサディちゃんで出てる。巳之助さんのボンクレーといいサディちゃんといい、彼らの歌舞伎役者としての引き出しにないだろう演技を、若い人は頑張ってやっていた。
宙乗りがあるわ、総立ちがあるわ、役者さんたちが会場に降りてのハイタッチがあるわ、ゆずの曲に乗り、会場がものすごい一体感に包まれた。 ハイタッチは、子役の市川猿君と秘かにファンの市川男女蔵(オメッティ)さんとした。
歌舞伎で、もちろんこんなの見たことない。
かと言ってじゃあ歌舞伎じゃないのかと言われれば、やはり歌舞伎なんですね。見得を切る場面もあり、早変わりもあり、随所に歌舞伎は感じました。

三幕目はシリアスにしっかり歌舞伎でした。市川右近さんが出ると締まりますねー。それと猿弥さんは得難いキャラですね。

新橋演舞場→大阪松竹→博多座とワンピースも進化してるようですが、当分再演するのではないでしょうか?というかこれを超えるものを作るのは大変でしょうね。
会場も若い人が多く見られましたが、この人達が普通の歌舞伎を観に行くかは疑問でしょうね。
それでもこの挑戦は素晴らしい。

変な話、学生の頃 先代猿之助さんが始めたスーパー歌舞伎を南座に観に行った時のことを思い出しました。それはとても画期的ですごかったのですが、普通の歌舞伎がすごくみたくなりました。

とりとめもなく書いてみましたが、ザエンターテイメントで楽しかったです。
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定式幕までワンピースでした。

by youpiyumi | 2016-04-11 20:25 | Comments(0)