八月のお江戸その2
歌舞伎座で八月納涼歌舞伎の二部と三部を観劇。
二部の目玉は去年の納涼につづき東海道中膝栗毛で猿之助と染五郎のドタバタだけど、巳之助隼人児太郎などの若手をかなり重要なところに多用していてちゃんとそれに応えて成長著しかった。
三部は野田版桜の森の満開の下。いわゆる古典ではなく、野田ワールドそれ以前坂口安吾の世界観を歌舞伎にしていて、というか歌舞伎だからと肩肘張ってなくて自然な感じで良かった。
原作も読んだけどよくわからないとこもあって、またのちのち噛みしめたい。勘九郎の身体能力が凄いのはもちろんだけど七之助が素晴らしかった。もっともっと大化けする女形になる。楽しみだ。最後の場面で勘九郎が亡勘三郎さんに瓜二つでゾクゾクした。
カテコは野田さんも呼んで5.6回はあった。
歌舞伎座は早くも来月の秀山祭りの垂れ幕が。
夫と待ち合わせていつものキリンシティで乾杯。
by youpiyumi | 2017-08-27 04:57 | Comments(0)